いよいよ今週末は発表会本番!!どのクラスも仕上げに入っています⭐️今日はそんな発表会だよりの第7段!あやめ組の『ちからたろう』の紹介です🎵
むかしむかしあるところに、なまけ者のおじいさんとおばあさんがいました。
2人は風呂にも入らず、いつも体は垢だらけ。体を擦ってみると、ポロポロとこぼれ落ちる垢。そんな垢を見ておじいさんが「うちには子どもがいないから、垢で人形を作ってみよう!」と言い、人形を作りました。するとあら不思議!人形が生きた子どもになったのです。垢から生まれた子どもなので『あかたろう』と名付けられました。
おじいさんとおばあさんに大事に育てられたあかたろう。ごはんをモリモリたくさん食べること!食べること!!ずんずん ずんずん大きく、立派に成長しました。そんなあかたろうは「俺に大きくて重い金棒をこしらえてくれ」とおじいさん・おばあさんにお願いしました。その金棒はあまりに重いので、100人の村人たちがえっさえっさと運んできてくれました。
そんな金棒をあかたろうは片手で持つと、頭の上でぶんぶん振り回したのです。おじいさんもおばあさんも村人たちもその姿にびっくり!!「こんな力持ちは見たことがない、これからは『ちからたろう』と呼ぶことにしよう」と言いました。
ちからたろうは、金棒を担いで旅に出かけました。旅の途中、『いしっこたろう』『みどうっこたろう』という力自慢に出会い、力勝負をします。
いしっこたろうもみどうっこたろうも、「俺こそが天下一の力持ち!!」と自信満々でしたが、ちからたろうにはとても敵いません。「おまえこそ天下一だ!どうか俺たちを家来にしてくれ。」と言い、ちからたろうと一緒に旅に出ました。旅を続ける3人は、千軒の家が立ち並ぶ大きな町に辿り着きました。町では恐ろしい化け物が村の子たちを追いかけまわし、食べようとしていました。
その様子を見た、ちからたろう・いしっこたろう・みどうっこたろうは「俺たちに任せろ!!」と化け物に挑んでいきます。しかし、化け物の強いこと!強いこと!!力自慢のいしっこたろうもみどうっこたろうも化け物にペロリと食べられてしまいました。
残っているのはちからたろう、ただ1人!!果たしてちからたろうは化け物に勝つことができるのでしょうか!?そして食べられてしまった仲間たちを助けることはできるのでしょう!?結末は、本番のお楽しみ…♡
昔話特有の難しい言葉も一生懸命練習しながら頑張っているあやめ組さんです⭐️ちからたろうに負けないくらい元気いっぱい演じる子どもたちにぜひご注目ください🎵(ストーリーですが、一部違いがあるかもしれません。ご了承ください^^)