こおりのうえで きょうも なかよしのぺんぎんたちが
だいすきな ぼーるをなげて あそんでいました
「いくよー」「わかった!」と
いいながら とてもたのしそうです
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「そーれ!」いっぴきのぺんぎんが
ぼーるをつよくなげてしまいました
ぼーるは こおりのやまのほうへ いっていまいました
「ぼーるをさがしにいかなくちゃ!」
と にひきは さがしにいきました
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こおりのやまをのぼっていくと くまにあいました
「ねー ねー ぼーるをみなかった?」と きくと
「しらないなー」と くまはいいました
ぺんぎんたちは さらにやまを のぼっていきました
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しばらくすると たくさんのさかなたちが あらわれました
「きみたちの ぼーるは あっちのほうにあったよ」
と おしえてくれた さかなたち
そこはうみのなかでした
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「ぼーるは どこかな」
「はやく ぼーるで あそびたいな」と はなしながら
ぺんぎんたちは とくいの およぎで
いそいで うみのなかを およぎました
「あれー? なにか かいてあるぞ?」
しばらくすると『ぼーるのおうち』と かいてありました
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うみのなかには すてきな ぼーるがあったのです
「うわー すごい!」「こんなところ みたことない!」
と ぺんぎんたちは おおよろこびです
とんでいった ぼーるも みつかり
ぺんぎんたちは さらになかよくあそびつづけました
-6-
おしまい