昨年、教育・保育施設において節分の豆等の食品を原因とした、誤嚥による子どもの死亡事例が複数発生した状況を踏まえ、消費者庁より「節分の豆等の食品による子どもの窒息事故の予防に向けた注意喚起について」の連絡がありました。
その中で、「硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで」との通知内容がありましたので、これを受けて園内で協議した結果、幼稚園では今年度以降、豆まき自体の実施は継続しますが、豆を食べることは中止とします。
また、食品による窒息・誤嚥事故の予防に向けて取り組みを見直す中で、「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」における「給食での使用を避ける食材」については、窒息・誤嚥事故を未然に防ぐために、今後給食での提供や預かり保育を含む園内での使用を中止するとともに、ご家庭でも十分配慮いただき、お弁当への使用も避けていただくようご理解・ご協力をお願いしたいと思います。
具体的な食材については下記の一覧をよくご確認ください。
なお、対象食材に「餅」が含まれていることから、来年度以降の「もちつき大会」については、園内で実施方法を含めて再度検討し、決定次第お伝えします。
<変更点のまとめ>
・今年度以降、豆まきは行うが、豆を食べることは中止。
・「給食での使用を避ける食材」については、給食や預かり保育での提供は中止。
・「給食での使用を避ける食材」については、お弁当での使用も避ける。
・来年度以降のもちつき大会については、今後検討して決定。
参考資料
「節分の豆等の食品による子どもの窒息事故の予防に向けた注意喚起について」